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音楽だけじゃ、もったいない!町おこしでフェスを行うアイディア8選

ライブをスマホで撮影する人


1. はじめに

ライブイベント

コロナ禍において、音楽フェスの実施に向けての様々な試行錯誤が続けられています。

以前は全国各地で各種多様な音楽フェスが行われ、その開催規模が広がりを見せていました。

地元自治体やボランティアが主催するフェスも増え、イベント内容がメディアなどで取り上げられることが珍しくない状況でもありました。

町おこしも兼ねた地域連携という点は開催者にとっても魅力的で、音楽シーンの発展においても重要な位置を占めつつあったのです。

町おこし的な目的を持つフェスの増加は、地域性の数だけバリエーションが展開できることもフェス開催の実現を後押ししていました。

大型フェスが地方に分散されて開催されるようになってから、地域がも持つ多様性いより魅力を増していきました。

野外フェスは自然が多く開放感のある山海が近いエリアが似合うことから、都市から離れた場所が会場に選ばれることもありました。

また、開催される場所の自治体にとっても渡りに船で、誘客による経済効果が期待できるため、アーティストへ力を貸そうとする好意的な対応も多く見受けられたのです。

最近は、旅行代理店と組んだツアーによる都市部からの誘客を確実に狙うフェスも行われていたようです。

アーティスト主催の音楽フェスの中には、出身地や縁のある土地への恩返し的なものや、地元の学生の協力により実現した例もあります。

共通して言えるのは「その場所を、一緒に盛り上げたい」という思いです。

著名なアーティストがフェスを行えば、後輩アーティストや有志のアーティストも参加し、参加する人、訪れる人が増えて新しい縁が生まれていきます。

その「つながり」が自治体のイメージ・アップに結びつき、町おこしの柱になるのです。

アフターコロナを見据えた動きが続く中、町おこしのコンテンツとしてフェスの開催から得るものがたくさんあることを、実例やアイデアを参照にご紹介していきます。


2. 音楽フェスに、自然を加える

アウトドアを楽しむ子ども

自然と音楽というコンセプトで開催されている音楽フェスがあります。

音楽を聴くといろんな景色や情景が浮かび、記憶の中にセットとして残ることがあります。

ドライブに行ったあの町で聞いたカーラジオの曲、田舎に帰る時に聞いたあの曲はあの町でフェスをやっていたな、など自治体のイメージも残るのです。

音楽に心揺られ、自然にも癒やされる最高のひと時を過ごした場所は訪れた人たちの素敵な思い出となります。

「うちの町には山と畑しかないから…」などのぼやきを伺うことがありますが、それが町おこしにつながる強みになります。

フェス用の駐車場の確保、会場となる広い場所を安価に提供できるのも、田舎ならではの魅力であり、都会のプロダクションからはキラリと光る素材として取り上げられることもあるのです


3. 市民もワイワイ♪参加型音楽フェス

ギターをもつ女性

ワールドミュージックなどのフェスを主催、参加する方達はパワフルで積極的なアプローチが多く、会場のある町をたくさん盛り上げてくれます。

音楽フェスとしてプロミュージシャンによる演奏を楽しめるだけでなく、ワークショップを行う市民参加型のイベントを開催するなど、地元グルメはもちろんのこと、自然も食べ物も人さえも、まるごとまとめて開催地を楽しもうとするスタイルでフェスを成功へと導きます。

音楽ジャンルで敷居をつくらず、お互いに理解を重ねた上で行うフェスは、主催者はもちろん自治体の動きも活発化させる町おこしとなり、有意義で楽しい「祭り」になるのです。


4. 舞台は温泉!聞いて入ってくつろいで

温泉地を舞台にした音楽イベントがあります。

温泉が湧くということは、観光地でもあり田舎でもあること。

田舎で過ごす時間の楽しさをシェアすることを目的とした参加型のワークショップやツアーなどを行い、開催地の魅力を共有して移住や定住へのアピールに繋げます。

癒やしの場所がある、自然豊かな環境もある、そんな場所だからこそフェスを開催することで誘客の増加が見込める町おこしのイベントとなるのです。

都会で働いて、忙しい日々の中で混み合う町で買い物をして、また疲れて帰ってくる…そんな過ごし方から、脱却したいと思っている人達をやさしく導くような、そんな形のフェスもあるのです。


5. キャンプに音楽は欠かせない

マイク

フェスは季節を選びません。

冬を愛する人たちのためのキャンプイベントもあります。

スキーやスノボなど冬が待ち遠しくなるようなアクティビティもたっぷりと用意して、デイキャンプはもちろん、宿泊キャンプをしながら音楽を楽しんでもらいます。

ステージエリアでは冬や雪をテーマにしたイベントを行い、アウトドアにまつわるショップも展開。

キャンプで必要となる消耗品も現地で調達してもらうことで経済も潤います。

アウトドア好き・冬や雪が好きな人は、自然に対して親しみと憧れをもっています。

魅力的なフェスを行うことで、自治体の観光情報をSNSなどで拡散してもらい、移住・定住の候補地としてしっかり記憶に残してもらう。

一石二鳥の効果が狙えるのです。



6. 音楽に食に、フリマにダンス♪

野外フェスの魅力はやっぱり開放感!

会場も、ミュージックエリア・フードエリア共に大きく確保できます。

複数の会場で多彩なジャンルのアーティストがライブを行えば、集客力も抜群です。

ダンスバトルやグルメコンテストも同時開催すれば地元からの出場者に加えて近隣地域からも誘客でき、町の魅力をたっぷりじっくりアピールできます。



7. 我が故郷には、音楽と城がある!

「城」を舞台に行う音楽フェスはいかがでしょうか?

城に映像投影するプロジェクションマッピングや、城がモチーフとなるアニメなどのコラボイベントも行えば情報発信力も強まります。

アーティストも声優やアニメソングに関わるジャンルにこさわるのもアリです。

近年の「コスプレ人気」に着目し、お城を背景に撮影された画像をSNSなどで発信してもらうことで、町の認知度も高まります。



8. 森の中の演奏会?いやフェスです!

「うちの町じゃ、そんな大がかりなイベントは無理…」と、諦めてしまうのは早いです。

小規模フェスだからこそこだわれる、工夫を凝らしたこのイベントの開催もオススメです。

自然がいっぱいの森の一角が舞台となる音楽フェスなら小規模でも開催できます。

森や木に関わるワークショップの開催もオススメです。

アーティストと観客、地元ボランティアの親密度も高まって町に愛着を感じてもらえれば、そのフェスは大成功となるのです。



9. 町中が会場になる、音楽フェス

町中に複数の会場を設置した音楽のお祭りもあります。

あちこちにある会場からに町全体が音楽があふれて、非日常的な空間が楽しめるフェスになります。

いろいろなアーティストの音楽を聞くために会場を移動してもらうことで、町の魅力を知っていただきながら地元の方と触れ合う機会をつくることもできます。



10. まとめ

おしゃれで都会的なイメージを持たれがちな音楽イベントですが、自治体の強みさえわかってしまえば、どこでも会場になり得ます。

地元出身アーティストがいれば、「凱旋」という形で町中お祝いムードで盛り上げることも可能です。

フェスを「食わず嫌い」せず、まずは小規模イベントからチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

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