ノベルティグッズの制作のメリット・デメリットを徹底解説!
PRツールとして有効なノベルティですが、実際に活用することにはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。
今回は、ノベルティ制作について、メリットデメリットを含めながら解説していきます。
広報担当の方や、イベントなどの企画を実施されている方は、ぜひご覧ください。
1.ノベルティとは
ノベルティは、販売促進や広告宣伝のために、無料で配布されるグッズのことを指します。
企業や自治体がイメージアップのために配布されていたり、商品に対するおまけとして付随していることもあるため、受け取ったことがあるという方も多いでしょう。
ノベルティの具体的なグッズとしては、日常的に使われるものが多く、ポケットティッシュやカレンダー、ボールペンなどが挙げられます。
こういった日々目にする機会が多いものをノベルティとして配布することで、それだけ受け取り手に対して、企業や自治体について想起してもらうことができます。
また、近年ではノベルティとしてのグッズの幅も広がっており、エコバックやモバイルバッテリー、タンブラーなどを配布しているケースも増えています。
2.ノベルティ制作の5つのメリット
企業や自治体などで幅広く活用されているノベルティですが、実際にノベルティを制作することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここからは、ノベルティ制作のメリットについて解説していきます。
①認知の強化を図れる
一つ目は、認知の強化です。
ノベルティを制作する際には、その企業のロゴマークや自治体の名称などがプリントされています。
そのため、そのノベルティを受け取り手が使用するたびに、企業や自治体の名称を目にすることになります。
強烈なインパクトを与えるわけではありませんが、こういった小さな積み重ねが、その企業や自治体の認知を広げることに役立ちます。
こういった認知強化は、ノベルティ制作のメリットであり、目的の一つと言えるでしょう。
②ブランドイメージアップが見込める
二つ目は、ブランドのイメージアップです。
ノベルティグッズは、日常的に使われるものを配布するのが一般的です。
そのため、ボールペンやカレンダーなど、よく使用する便利かつ一般的なグッズをノベルティとしてプレゼントすれば、企業のイメージアップにつながるでしょう。
ノベルティ制作の際には、自社のアピールだけにこだわらず、好んで使用してもらえるようなグッズを制作するように心がけましょう。
③低予算で実施できる
三つ目は、低予算で実施できるという点です。
制作するグッズにもよりますが、大規模なマーケティング施策と比べると、ノベルティの制作は低予算で実施することができます。
また、制作したノベルティグッズを全て配布することができれば、無駄を防止することもできるでしょう。
低予算のため始めやすい施策というのも、ノベルティの魅力の一つです。
④希少性が高い
四つ目は、希少性の高さです。
ノベルティグッズは無料で配布するのが一般的ですが、裏を返せば、お店などで誰でも購入できるわけではない、ということになります。
そのため、希少性という価値がノベルティには付加されます。
イベント開催に合わせてノベルティを制作すれば、それを目的に足を運んでもらうこともできるため、集客アップにつながるでしょう。
あえて無料で配布するということで、集客や販促の効果を高めることができるのは、ノベルティ制作のメリットとなるでしょう。
⑤顧客離れを防止できる
五つ目は、顧客離れの防止です。
どのような企業でもライバル企業は存在しますし、自治体においても観光地としての競合都市は存在するでしょう。
こういった場面で、役に立つノベルティを制作し、自社を訴求することができれば、顧客がライバルに流れることを防止できるでしょう。
3.ノベルティ制作の3つのデメリット
ここまでは、ノベルティ制作のメリットについて解説してきました。
しかし、メリットがあればデメリットも存在します。ここからは、ノベルティ制作のデメリットについて紹介していきます。
①コストがかかる
一つ目は、コストの観点です。メリットの三つ目で紹介した「低予算で実施できる」と矛盾していると感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、低コストとはいえ、やはりお金はかかります。
制作するノベルティグッズや、デザインによっては、想定していたよりも高くついてしまうというケースもあるかもしれません。
マーケティングや広告宣伝にかける予算と照らし合わせて、ノベルティグッズの制作を実施しましょう。
②効果検証が難しい
二つ目は、効果検証が難しいという点です。
Web広告などであれば、データが残るため、費用対効果が計算できますが、ノベルティの場合はそうはいきません。
ノベルティグッズによって、得られた認知強化やブランド力アップがどのように効果をもたらしていくのかは、検証することが難しいでしょう。
ノベルティグッズを配布してから、かなりの期間が空いたのちに反響があるなんてこともあるでしょう。
こういった効果検証のしにくさは、デメリットの一つと言えるでしょう。
③継続的に実施する必要性がある
三つ目は、グッズによってはノベルティの制作を継続的に実施する必要があるという点です。
カレンダーなどがわかりやすい例と言えるでしょう。
毎年配布していたカレンダーが、ある年から急になくなってしまうと、受け取り手にマイナスのイメージを持たれてしまうかもしれません。
ノベルティグッズの制作をやめるというのも方法の一つですが、いつも作っていたものとは違うグッズに変えてみるなどで、継続的に実施することを心がけましょう。
4.まとめ
いかがだったでしょうか?
ノベルティグッズは、企業や自治体の認知強化、ブランドイメージアップのために有効なPRツールの一つです。
イベントの開催に合わせて制作することもおすすめですので、今回解説したメリット・デメリットを確認し、ノベルティグッズの制作を検討してみてはいかがでしょうか。
また、まちおこし.comでは、町おこしに関する企画や販促のサポートしております。
・町おこしの企画に悩んでいる
・地元の観光のPRを強化したい
・上手くいっている町おこしの取り組みを教えて欲しい
こういったご相談をお持ちの方は、まちおこし.comにお問い合わせください。