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魅力ある移住促進パンフレット制作のコツと5つのポイントをご紹介!

街並み

1. なぜ移住促進パンフレットが必要なのか

?

地方では人口減少・少子高齢化に加え、若年層の東京圏への転出により、地方の過疎化が深刻化していますが、 一方で、近年ではふるさと納税などより、多くの人が地方へ関心を持つようにもなってき ています。 

その中で、移住者を増やすためのツールの一つにパンフレットがあります。

地域の情報や魅力を盛り込んだパンフレットを通じて、地域の情報を効果的に発信し、興味を持ってもらう事で、移住促進を図ることができます。

それにはパンフレットだけで、その地域での暮らしをどれだけコンパクトにわかりやすく伝えられるか。が重要なポイントです。

そこで、移住促進のためのパンフレット制作のコツをお伝えしていきます。

2.魅力ある街のパンフレットを制作するには?

磁石と地図

・移住者へのインタビュー記事を掲載する

実際に移住した人々へのインタビュー記事を掲載する事で、リアルな声が届き、移住を検討している人の背中を押すための強力な武器となるでしょう。

実際の暮らしを想像しやすい内容で、簡潔過ぎず、ある程度量感を持たせ、移住への不安をなくすという事を念頭において作成する事が大切なポイントです。

また、若年層へのインタビューも積極的に取り入れることで、同世代の移住者増を狙えるでしょう。

・ 移住支援制度について詳しく説明する

忘れてはいけないのが、移住支援制度についての情報です。

住居、リフォーム、仕事など、地域によって様々な支援制度がありますが、移住者にとって負担となる費用を抑えられるという事は大きなメリットとなります。

支援制度の有無で決断する人も少なくは無いでしょう。

移住後の育児・教育環境の支援についても、重要な情報の一つです。

・ 街の情報をMAPを使ってイメージさせる

近隣の情報をわかりやすくイメージしてもらうためにMAPを作成します。

細かい情報までは必要ありませんが、公共の交通機関はもちろん、地区ごとの特徴や、地形、施設などを掲載すれば、その地域をよりイメージしやすくなります。

イメージできれば、その地域への興味へとつながり、この街をもっと知りたい!と思ってもらえるでしょう。

イラストだけではなく、ここにも写真があると伝わりやすくなります。

・暮らしを体験できる施設の紹介をする

実際に暮らしを体験できる、現地滞在可能な施設も増えています。

数日〜数ヶ月単位での滞在が可能な施設で、その地域の環境をダイレクトに感じ取ることができるということは、移住を検討している方にはメリットでしかないでしょう。

施設(お試し住居)のような環境の紹介と共に、ここでも利用者の声などがあると、伝わりやすくなります。

また、移住者向けのセミナーなどの開催情報があれば、そのスケジュールを掲載しておくと、一つのきっかけとなります。

3.移住促進パンフレット制作の5つのポイント

鉄道と菜の花

① 不安要素をクリアに!

移住を検討するにあたって、住んでみないと分からないことの方が圧倒的に多いため、多くの不安が付きまといます。

不安な部分が少しでもあれば、なかなか移住に踏み切れないという方が殆どかと思います。

パンフレットを活用して、懸念点をできる限り解消させれば、移住への一歩を踏み出してもらえるでしょう。

②地域の魅力を最大限に伝える

移住促進には、「この地域に住みたい!」と思ってもらえる様な、魅力を伝える事が一番の近道です。

いかに住みやすく、魅力的な移住先であるかを、効果的にアピールすることが大事な事と言えるでしょう。

移住後のメリットなどもあると、更にその地域への興味が湧きます。

③ イメージしやすくするための素材(写真)を用意

文章だけで魅力を伝えようと思うと、読む人からすると、その地域を文字だけで想像するのは難しいでしょう。

魅力的な写真を多くパンフレットに組み込むことで、よりイメージが伝わりやすい内容にすることができます。

そのパンフレットの雰囲気によって写真のテイストも十分に検討しましょう。

④ デザイン・ライティングを依頼

パンフレットを作成する側に、デザインの知識やライティングの経験がある人がいないという場合は、無理に作ろうとせず、デザイン会社や、プロのライターに依頼をしましょう。

専門的な知識を持っている人が作るのと、そうでない人が作るのとでは、仕上がりに大きな差が生まれてしまいます。

もちろんその分のコストはかかりますが、移住を検討している方に興味を持ってもらう為の、とても重要な部分です。そこにコストをかけても間違いでは無いでしょう。

⑤パンフレットの設置場所

移住促進のパンフレットは地元の人ではなく、県外や別の地方の方へ向けて作成している物なので、設置場所には観光客や県外の人の集まる道の駅や観光地などが良いでしょう。

また、デジタル版も作成すれば、若い人へも伝わりやすくなります。

4.各自治体の移住促進パンフレット事例紹介

パソコンとスマホ

ご紹介してきたパンフレット制作のポイントの他にも、移住へのステップや、特産品、観光名所の案内などを掲載している自治体もあります。

温かい人柄などにスポットを当てて紹介されている
広島県の「三原市移住・定住ガイドブック」

コンパクトにわかりやすく魅力を伝えている
茨城県北茨城市「移住定住パンフレット」

インタビュー記事をメインに制作されている
北海道鷹栖町「移住定住ガイドブック」

住みやすさや暮らしやすさを漫画で紹介し、支援制度をメインに制作されている
福岡県の「吉富町移住・定住ガイドブック」

各自治体毎に、様々な内容の移住パンフレットが制作されています。

こちらも参考にしてみてはいかがでしょうか。

八街市移住定住・観光推進PRパンフレット

5.まとめ

いかがだったでしょうか?

移住することによって得られるメリットや、他の地域では味わうことのできない醍醐味など、住みたくなる様な情報をうまく伝えられるかがポイントとなるパンフレット。

人によって興味を持つポイントは様々ですので、情報は多いに越したことはありませんが、まずは、配置やバランスにも気をつけながら、制作をしましょう。

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