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旅行需要拡大に備える!観光誘致がもたらす3つのメリットと必須ツール5選

観光地の紅葉

インバウンド需要拡大に伴い、各地で観光客誘致の取り組みが盛り上がりを見せています。

観光の発展は地域経済の活性化や雇用機会の増大など、あらゆる領域に深い関わりを持っており、地方創生事業にも良い影響を与えます。

今回は観光誘致がもたらす3つのメリットと必須ツール5選をご紹介します。

1. 観光誘致がもたらす3つのメリット

2022年末ごろから新型コロナウィルス水際対策が緩和されたことにより、旅行需要が戻りつつあります。

特にインバウンドが日本の経済に与える影響は大きく、2019年の水準まで戻ることができれば、その経済効果は4兆円(参考:訪日外国人消費動向調査)にも上ります。

ここでは観光誘致の経済効果がもたらす3つのメリットについて解説します。

①消費の増加

観光による収益は、地方創生の大きな原動力となります。

地域が経済的に潤えば、人々の暮らしも豊かになり、消費行動も増えていきます。

その結果、自治体にもたらされる税金も増加し、生活環境の整備も容易になるでしょう。

また観光客の増加に伴い、雇用も創出されます。

観光施設や飲食店、宿泊施設など、地元で働ける場所が増えれば、地域の人口も自然に増加していくことが期待できます。

②地域の魅力の再発見

観光により地方創生を実現する場合、まずは地域の魅力の再発見から始めなければなりません。

観光資源となるものはなにか、それにどのような価値があるのかを徹底的に研究した先に、地方創生という大きな可能性が広がります。

地域の文化や伝統、自然。身近にあり過ぎて、そこにあって当たり前だったものの中に、思わぬ魅力が隠されているかもしれません。

そういった魅力を再発見することは、その地で生きる人たちにとっても大きな意義があります。

③インフラの整備

観光客を誘致するためには、それに関わるインフラの整備が必要です。

インフラが充実すれば、周辺住民の生活の利便性も向上させることができます。地方創生を掲げるのであれば、インフラの整備は多少のコストがかかっても行うべきでしょう。

観光客を誘致するための交通手段の確保は必要ですし、観光客の滞在時間を伸ばすための飲食店、商業施設、宿泊施設なども必要となります。

観光客の足を止め、できるだけ多くの消費を促す仕組みづくりは、地方創生に結び付ける戦略の一環として考えなければいけません。

2. 観光誘致に欠かせないツール5選

ノートパソコン

では、実際のところ観光を誘致するためにどういったツールがあるのでしょうか?

ここでは5つの必須ツールについてご紹介します。

①インスタグラム

現在、若者を中心にインスタグラムで旅先を決める人が増加しています。

インスタグラムで利用されているハッシュタグから観光地の写真を見ることで、旅行先を決めているのです。

また、ビジュアルの発信は言語を選ばないというメリットもあります。

インスタグラムのユーザーは国内で2000万人、世界中では10億人を超える利用者がいます。

外国人観光客を誘致し、インバウンド需要を狙うのであれば、10億人の旅行先を決めるインスタグラムは活用するしかないツールの一つです。

②観光パンフレット

観光パンフレットも欠かせないツールの一つですが、作成した観光パンフレットの置き場所を観光協会内・役場・飲食店など地元の人が訪れる場所にしか設置していないパターンがよく見受けられます。

そうなると県外の観光客へ効果的なPRができません。

観光客誘致をパンフレットの役割の一つとして考えるのであれば、地元以外の人が目につく場所にも積極的に置きましょう。

まちおこし.comでは道の駅の媒体を利用し、観光パンフレットの内容を効果的にPRした事例がございます。

詳しくは下記、リンクからご確認ください。

大網白里スタイル ~Summer Guide ~ 道の駅特集

③観光ポスター

観光地誘致に欠かせないツールとして威力を発揮しているのが観光誘致ポスターです。

様々な地域で多くの人の目に触れることで誘致手段のひとつとなっています。

また、ポスターは単に地域の魅力などを伝える宣伝媒体といった役割だけではなく、旅行へと一般消費者を導くきっかけとなる役割も担っています。

④観光サイト

Webサイトも情報発信として効果的なツールの一つです。

旅行を検討している人のほとんどが、事前に目的地や購入したい商品、宿泊施設、レストランなどを入念に選んでいます。

その時に参考とするのが、インターネット上の情報です。

観光サイトを作成することで、出発前や検討中の観光客などの「見込み客」に対する、自社製品やサービスのアピールを行うことができます。

まちおこし.comで作成した観光webサイトの事例はこちらからご確認いただけます。

長生地域観光サイト

⑤動画

ご当地PR動画などは、各自治体への移住や定住のみならず、観光誘致などを目的に作られるコンテンツです。

近年のインバウンド需要もあり、英語の字幕テロップやナレーションつきの動画も多くあります。

日本の四季折々の美しさや地方ならではの伝統的な文化、グルメ、観光スポットといった魅力をアピールするのに効果的なツールです。

3. 観光誘致を成功させるために

両手を広げる女性

地域によって、抱えている状況、課題、目指している未来は千差万別です。

「これをやっておけば絶対に成功する」という方法論はありません。

しかし、成功するためのヒントは過去の事例から学ぶことができます。

その上で重要なポイントとして挙げられるのは、以下の4点です。

・地域の現状を正しく理解しているか?
・向かうべきゴールとコンセプトを細部まで検討し、明確にしているか?
・リピーターのニーズに応えられる認知されていない魅力の発見をしているか?
・地域とのつながりや追体験できる機会をつくっているか?

まずは、上記のポイントを抑えた上で、やれることをひとつずつ着実に実施していき、様々な施策を実施していきましょう。

そうすることで結果的に地域が盛り上がるような流れを生み出していけるはずです。

4. まとめ

いかがだったでしょうか?

昨今の日本は「人口減少・超高齢化社会」の危機に直面しています。

このような状況を打破するために必要なのが「地方創生」であり、各地域の魅力的な資源を生かした「観光」なのです。

観光と地方創生は密接に繋がっています。

地方の持続的発展の鍵はインバウンド誘致・観光誘致であることは間違いないでしょう。

観光誘致の取り組みの第一歩として、今回ご紹介した5つのツールをまずは活用してみてはいかがでしょうか?

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